ペコとドラゴンの試合が始まろうとしていた。ペコのラケットを手にして、驚くドラゴン。「ドラゴンと遊ぶため、ソッコー買ってきたんよ」と不敵に笑うペコ。それは反転式ペンホルダーのラケットだった。「こんなおもちゃで私の相手ができると思うな」。
そして試合が始まった。力の限りを尽くして戦いあうふたり。遠く離れて座るスマイルに、小泉が話しかける。スマイルは小泉に「先生はヒーローを信じます?」と問いかける。「君は信じるのかね?Mr.月本」。スマイルの答えは……。
『ピンポン THE ANIMATION』第10話「ヒーローなのだろうが!!」を見た海外の反応です。
引用元:Reddit, MAL, 4chan
・君はヒーローを信じるか?
・全身鳥肌だ。すごい体験をしてしまった。言葉を失ったよ。
・20分間ずっと鳥肌。
・何故誰も言わない?
”ヒーロー見参、ヒーロー見参、ヒーロー見参!! ”
・ペコも風間もカッコイイぜ。
・ペコ愛してんよ。
・誰か教えて欲しいんだけど、日本式のペンで容易な反転って可能なのか?中国式は簡単なんだけど、日本式ペンは持ち手にでっかい出っ張りが付いてるから…
まあこれは置いといて、ペコとスマイルの小さな夢が叶ったことや、試合の作画両方素晴らしかった。
スポーツアニメではよく、意味ありげな会話で試合が中断することがあるんだけど、この話の会話はとても良かった。ラストで風の音とともに彼らが山の頂上に立ったシーンはとても感動した。
↑反転させる暇があるダブルスとかならね。ペコが異質なだけだよ。ドラゴンがおもちゃだと言ったわけは、それが単なるギミックだから。日本式のペンを反転して使うのは、利益より害の方が大きい。ペコはただ楽しむためだけに中国人選手のような(両面のペンホルダー)プレイをしたんだろう。反転はその楽しさの現れだ。
(※注 所謂「反転式ペン」は上記のでっぱりが両面に付いてる+ちょっと加工してあるので、反転してのプレイが可能です。)
・この話の終わりにペコの膝が動かなくなるんだと予想していたよ。次の話でそうならないか見てみよう、試合はまだ終わってないようにも見えるし。
ちょっとの間考えてたんだけど、アニメでやったようにボールをラケット上で回転させることはできるの?
・”Magnificent”とはこのアニメのためにあるような言葉だ。
ところで、誰か風間がピン球を使ってラケット上を這わせてるgifを持ってないかい?すごく甘美なアニメーションだったんだ。
この話の音楽やSEも最高だったね。
・Ping
↑君は私のヒーロー・ペコだよ。
・まだ風間がいつも便所にいる理由が分かってないんだけど、彼はそこで泣くか何かしにくるわけ?
↑試合前の儀式だよ。彼は自分の義務と肩に背負った責務のために、立ちはだかるもの全て破壊する、その実行の前に落ち着ける場所なんだ。
・ペコの初登場時からの成長ぶりにとても驚いているよ。いつも通り元気いっぱいなペコが最高だった。音楽のチョイスはとても良かったと個人的に思うよ。チャイナが感動しているように、私も感動していた。
↑チャイナは相変わらずベストガールだな。
・エピソードは良かったけど音楽はちょっと、って感じだった。
↑私は完璧だと思ったな。その音楽が彼を覚醒させて、スマイルが待っているんだと実感させたんだから。素晴らしき友情だ。
・あー、するとこのゲーム音楽みたいなBGMは、スマイルがハミングしてたのと同じってことなんだ?
↑そう、ヒーローが登場する時はテーマ音楽を持ってるものだからね。
・影が!
↑うおお、まじか
↑見逃していたよ、シェアありがとう。今ものすごい間抜け面をしていると思う。いや、このアニメはすごい。
↑ジーザス!これ以上の表現が他にあったろうか。ヒーローの登場だ!
・信じられないほど素晴らしい。風間は最も挑戦的なキャラクターだと理解していたけど、今週彼はあるべき所に収まった感じだね。彼の職人のような姿勢や傾向は若干のとっつきにくさがあったけど、祖父が卓球を教えた小さい頃に彼も卓球を愛していたことが分かって、共感できるようになった。
ペコは対戦相手のベストを引き出した。彼とのプレイで風間も飛ぶことが出来て、細胞が楽しそうに歌っているんだ。とても素敵だね。
Eunyoung Choiが今週のディレクションを務めていた。彼女は湯浅監督の協力者としての出番が多いし、私も好きだ。ピンポンではアシスタントディレクターと、EDを担当していた。
今週のアニメーションにはいくつか未完の部分があったようにも思えたけど、試合からは凄まじいエネルギーや個性が感じられた。
・おお、鳥が!
・なんて形でこのシリーズを台無しにしてくれたんだ。
世界チャンプが怪我をしている上に1年下の、格下の選手に負けるだなんて…
もう風間とスマイルの対戦は見られない。もうこのアニメはスマイルがペコと対戦できてスマイルするってことしか見どころがない。最終話を見ていたと錯覚するくらい失望した。
↑勝つとか負けるとかだけじゃなくて、登場人物たちそれぞれにとっての卓球が、このアニメのテーマでしょ。
・ペコに勝って欲しいとは思ってたけど、勝つとは予想してなかった。風間が勝つべきだったけどそうならなかったーと思ってたけど、ヒーローが風間を救ったんだね。
風間はもっと威圧的だとなお良かったけど、十分に満足している。深刻な怪我のハンディがある人に世界チャンプが負けるなんて…という意見にも同意するけども、その結果になるための明白なポイントは幾つかあったと思う。
とにかくペコは、風間にスポーツアニメの中で最も重要な教訓を伝えたんだ。それは”楽しむ”ということ。
・”また連れてきてくれるか?”
”…”
”そうか…”
これ以上の言葉は要らないだろ。
・この話が終わったところでようやく、エピソード中ずっとスマイルしてたことに気づいたよ。ラリーシーンのアニメーション全てが素晴らしかった。
風間の見せ場をずっと待っていたし、確かにそれは放映されたんだ。話の終わりには風間が大好きになっていたよ。
↑至福の顔だな…。
↑同意するぜ兄弟。これまでに無い素晴らしいラリーだった。見なおしていたら、ペコはラリーの中盤で、コーチの言っていたとおりラケットを切り替えてるんだね。
↑ペコが覚醒後に、ラケットを反転させながら背中越しにボールを返球してポイントを取るシーンはすごかった。
・この話の間はずっとこんな顔だったよ。そしてこぼれ落ちる涙。素晴らしいエピソードだった。
・このシーン!
・ヒーローがドラゴンを圧倒したというわけか。苦痛を念頭に置いた戦いをするドラゴン、ただプレイを楽しむペコ、この対比はとても面白かった。まあ長くは書くまい、とても素晴らしかったよ。フィナーレがやってくるね。
↑ペコはドラゴンをやっつけてお姫様を助けだしたが…それはどっちも風間、なんて見方もできるかも lol 王道的なヒーローの物語だ。
・すごくきわどい戦いだったけど、ヒーローが勝利した!
・ペコと風間の試合、素晴らしかった。ペコと風間が白黒になって会話をするところは感動的だったね。
・美しい話、美しいメッセージだった。
・スマイルとペコの試合が見られなかったらどうしようと思っていたよ…すごくハッピーな気分だ。
・マジ泣きしてるんだけど。
↑お前は一人じゃない。
・俺も昔はあいつみたいな卓球選手だったんだよ。
↑”海行くか”の人?
BGMには最初面食らいましたが、後半まで引っ張った上での最後の切り替え、まで見て腑に落ちました。2回め以降は違和感無しでしたし、海外組は好意的でしたね。ヒーローのテーマであることや、ペコが楽しんで卓球していることが明確に描かれていたためかもしれません。
ペコの台上処理やカット含めた卓球シーン、風間の丁寧な掘り下げの回収、そしてラストシーンも良かったです。
1点だけ注文を付けるなら、ペコ覚醒部分のセリフカットかな…。
最終回が待ち遠しいです。
ピンポン (1) (Big spirits comics special)
ピンポン (2) (Big spirits comics special)
ピンポン (3) (Big spirits comics special)
ピンポン (4) (Big spirits comics special)
ピンポン (5) (Big spirits comics special)
コメント
コメント一覧
まんまと演出に乗せられた
個人的にBGMはベストマッチだったけど、違和感覚える人も多いのが皮肉じゃなく凄くびっくりしている
BGMや演出のおかげで、勝ったことへのカタルシスでもなければ負けたものへの同情でもない
卓球を楽しむ姿に素直に感動できた
ドラゴンの救済(閉じ込められた竜一少年を助けにきたヒーローの前に立ちはだかるドラゴン)が丁寧に描かれていて、泣いてしまった。
余計だと思っていたユリエも、閉じこもっている竜一を残して飛び立ったことで、ドラゴンの最後のセリフがより際立ったと思う。
2-11とかならともかく0-11までやられると、演出としては過剰というか、ちょっと冷めるんだけどな……
>なんて形でこのシリーズを台無しにしてくれたんだ。
中略 最終話を見ていたと錯覚するくらい失望した。
まあドラゴンラスボスだからね、ある意味最終話で正しいわな
後はエピローグというかオマケみたいなもんだから……ま、アニメだと決勝も掘り下げる可能性はあるけど
どこまでもペコらしい音楽だったよ
するのが定石だろうね。
でもピンポンは「普通のスポ根マンガ」ではないしね。
誰かが「カービィかよ」と書いてたのはちょっと笑ったがw
試合の画と風間のシーンとが交互に出たとき、すごく感情が昂った。
卓球やってた時期を思い出して涙が出たよ。
やっぱりピンポンは最高だった。卓球万歳!
スーパーカーの様なBGM待ちの人には不評だったかもね
【実写版ピンポンの様にカッコイイBGM、スローモーションで覚醒するペコに鳥肌!】
これ待ちの人が大半だったと思う。ついにあのカッコイイシーンが!っと思ってました。
見事に期待の斜め上を行ってくれた。
カッコイイBGM+ラスボスドラゴンを倒す!のでは無く、
明るいBGMにしたのは製作者側のメッセージと受け取りました。面白さが加速した♪
最終話に期待!!来週はW杯とピンポンと贅沢な週だ。
あれしかありえない
不思議
この10話のアニメ版の表現に関して世間では賛否両論あるけど、賛の意見より否の意見のほうが原作と実写を分析してしっかりした内容だと感じるんだが
初期にあった絵柄で無理っていうアンチならともかく、ただ単に気に食わないコメントにフィルターかけるのはどうかな
他のブログの話題出すのもなんだけど、「かいがいの」さんでも批判意見は少なかったし、海外組はそんな感じだったのかなあと思ってたんだけど
「賛の意見より否の意見のほうが」ってのは、海外ソースを確かめた上でそう言ってるの?(煽ってるわけじゃないよ)
翻訳ブログって(たぶん日本語のより)大変そうだから、俺は管理人さんの編集のやり方に多くは求めないけどね
別に政治的な意見のブログでもないんだしさ
本当によく出来たアニメだと思うよ
世の中はお前の考えてるとおりでは無かっただけだから気にするなw
翻訳元の一つのMAL(My Anime List)って所だと80近くのコメントで酷評は一人だけだ
ちょうど翻訳されてる酷評がそうだ
残念だなぁw
これだけ丁寧に掘り下げたドラゴン回だというのに、やはり日本人とはメンタルが違うのだろうか
個人的な見解で理解できなくとも、ニュアンスくらいは伝わりそうなもんだけどなぁ。
個人的には今回のアニメ化は、
重要なシーンの慌しさ、今回のBGM、
最低の糞でした。
9話まではまだ楽しめました。
ゲンナリ。
この盛り上がった気持ちを一気に冷めさせた(笑)ゲーム風BGMは、ペコが試合に集中してる時の心のリズムなんだろう
重苦しいドラゴンのBGMや殻に閉じこもって歌い続けるスマイルのヒーローソングとの対比が狙いだと思う
自由奔放で、子供染みた、場違い感満載なペコの存在を象徴している
「卓球に人生懸けるなんてナンセンス、気味が悪い」と言い切るスマイルがあこがれたのがこのペコだ
覚悟?決意?ないないww
ただただ軽い、とんでもなく自由
勝負?するわけない
とにかく楽しむ。遊んで遊んで遊び倒す
そして最強。無敵。誰も勝てない
スマイルが憧れ、なりたいと願ったペコがようやく帰ってきたのだ
ヒーロー見参!!!!
トイレは、風間の輝かしいトップとは対照的な場所だな、そんなトイレをチョイスした作者はすごいなって思ってたんだけど…海外ではトイレってそういう場所じゃあないのかな…。
風間ほどの練習や覚悟を持って本番に臨むような状況は殆どの人がないかもしれないけど、
部活とかでなくとも、仕事や趣味で自分なりに本気で打ち込んだ事に対する評価が下される場面があれば
わかると思う
卓球をやっているのも自分の意志とは程遠いものだった。だから楽しくもない。
それは強者の立場がより強くしていく。敗北や苦戦から離れている、刺激が足りなくなっているから。
けど今回で風間は卓球を真に楽しめたね。
また連れてきてくれるか?って言う質問は欲求や願望に近い。
ペコがおばばにアクマと同じ問いをされてたけど、ペコの答えはつまり「卓球が楽しいからやっている」それだけ。
卓球を(別にそれ以外でもいい)やること「自体」に才能や実力は関係ない
勝つためには才能や努力がいるが、勝利は喜びの装飾でしかなく、かといって敗北が負の要素かというと違う。
負けたからと言って辞める必要もないし、勝てるからと続ける必要もない。
だから最後には・・・
コメントする
(ネタバレに繋がるコメントは公開しない場合があります)