ペコはチャイナを下した。だが敗れたチャイナの心はむしろ晴れやかだった。
スマイルに加え、片瀬高校に現れた新たなペコの登場は瞬く間に会場で話題になる。「海王ピンチ」のうわさが独り歩きする中、ドラゴンはトイレの中で、自分の父のことを思い出していた。そしてスマイルと海王・真田の試合が始まる。必死のプレイでスマイルと打ち合う真田だったが……。
そんな会場に、すでに卓球をやめたアクマも彼女とともに姿を見せる。アクマが足を運んだのはドラゴンのもとだった。
『ピンポン THE ANIMATION』第9話「少し泣く」を見た海外の反応です。
引用元:Reddit, MAL, 4chan
・第9話、海男の帰還。
↑トーナメントの後消え去らなくてよかったと思うよ。
・”使われねえよな…。(彼らが俺の映像を使うことはない)” そしていつもどおり彼は前向きだな。
・もっと海/山男を!彼は戻ってくるに違いない!
・彼は最終話の数分登場して、チャンピオンの座を奪い去っていくのではないだろうか?
・ 何故登場人物がこんなにも突然変化(成長)するのか?
何故私はこんなにも孔に同情しているのか?
・彼は最後に彼女を奪い去るのか?
↑最初から無理だったんだよ。
・誰もがスマイルの勝利を確信しているのがいいね。コーチは眼を閉じているし、ペコは信頼を言葉にし、そして枝角キャプテンの大田も、真田の闘志に対して冷静なままだ。彼を信頼しているからだね。素晴らしい。
・スマイルと真田の試合はとても素晴らしかった。ペコは風間との試合の前に膝をやってしまったね。
・佐久間の彼女は一体全体…。
↑注目を集めるにはぴったりなタイプ。最初は可愛らしいが、行き過ぎた時は悪夢だ。
・”ねえええ、まあああくうううううん”
・なんちゅう声だ。
・何故彼女は完璧なのか?
↑何故彼女はこれほどイライラさせるのか?
・この国で夢破れたスポーツマンは、皆こんな髪型にするのか?
・遅れてきたので質問。アクマが風間との会話の後泣いた理由。
アクマは風間を偶像化していたけど、風間の真の姿を知って、理想化されていたものが粉々に砕け散ったから?
他に私が見逃してる点、何かある?
↑彼は多分、風間が自分自身のためでなく、チームの為に戦うと言ってくれると予想していたのかもしれない。もしくは彼が卓球をやっていた頃の弱さを思い出していたのかもしれない。アクマの泣いた理由にただ1つの明確な解釈は無いと私は思うよ。
・泣いた。
↑私もだ。T_T
・この台詞が頭に残ってる。風間はどうして佐久間に真実を伝えたが、真田には言わなかったのか?
↑僕の解釈は2つ。
1.彼は嘘を付いていない、チームの為に戦っている。
2.佐久間との会話の時は、自分の認識自体を間違えていた。
何だろうね?
↑1番いいね、好きだ。
↑学校の期待をずっと背負っている男は、佐久間のようなもう関係のない人間に対しては正直でいられる。彼がチームに対して正直でいられる術はない。チームメイトがベストな戦いができるように、何とでも言うんだろう。便所のシーンは多少周りくどい感じだったけど、とても心に響いた。
・風間は負けると思う。彼は自分の本当の戦う動機に対峙することを恐れているんだ。
アクマが尋ねた時には自分のため、しかし真田にはチームのためと答えた。それらはあからさまな嘘なんだろう。
・最後は鳥肌がたった。本当に素晴らしい。
この話では、プレイヤーたちが何故プレイするのか、その理由を模索し続けているように見えた。
孔はもはや自分のためにはプレイしないがチームメイトのために、ペコはスマイルのために、そして風間は一族の利益のために(?)この話の卓球シーンはちょっとしたものだったけど、次の話はそれ以上になることに疑いはない。
・風間はどうして試合前に便所にこもるんだ_
↑準備の1形態だ。儀式的なもので、自分の集中力を高める。多くのアスリートがやってることだ。
↑彼は負けることに恐怖しているんだ。
↑彼は勝つことをも恐れている。彼にとって卓球は重荷なんだ。
・予想:ペコは膝を壊して、皆が”少し泣く”事になる。
↑私の予想は、自分自身に鞭打つペコを守るために、スマイルが試合を棄権することかな。
↑馬鹿馬鹿しい予想とは思うけど、11話はスマイルVS風間だと思う。
↑正直に言って、ペコが風間戦で勝利する方法はないと思う。確かにペコは凄まじく改善されたけど、彼は膝を完全に消耗してダメにしてしまっている。風間のショットが破壊的な威力を持っている様を我々は見てきた。ペコは超能力でも獲得しない限りは、そう長くは持たないだろう。
↑皆、風間が戦う理由を問われているシーンを見なかったのか?ペコの膝は悪い、だがドラゴンは守るべき大切なものはない。この点でヒーローは少しアドバンテージがある。
・”スマイルが呼んでんよ” このシーンでいつも涙する。
・小さいころのスマイルは可愛いね。特に笑い顔は。
・この笑顔、守りたい。
↑過去の写真なのにオババが依然オババで驚いた。
・スマイルがスマイルと呼ばれる本当の理由、冒頭からペコとスマイルが友人だった理由、そしてペコがこれまでに無い努力をした理由、とっても良いね!
ペコが第6話の写真を見た時に戻ってみよう。私は彼がアクマとスマイルと一緒にいて楽しいんだろうと思っていたけど、そうじゃなくて彼らの友情の本質的な部分が描かれていたんだなと思う。
全ての話でずっと言い続けているけど…本当に素晴らしい!
LETS GO PECO!!!
↑このアニメ、どんな風に終わって欲しいかがまだ分からない。ペコの膝は壊れてほしくない、でも今の時点ではペコが勝つ権利を持っているとも思えないんだ。
このシリーズは継続的に良くなっている。全てのキャラクターがエピソード毎に成長していると思う。ペコとスマイルが主役であっても、我々は全ての他の登場人物…孔の敗北、彼のコーチ、チーム、風間の恐怖と不安定さ、アクマの信奉と同情、真田の夢と希望…これらを見失うことはない。
↑ペコが風間に勝利した場合、彼の体は不調になるだろう。で、スマイルがコーチと同じような行動をなぞって、勝負を投げると思う。そうならないのとそうなる確率半々くらいかな。(どちらもまだインハイにいけるし、ね?)
もしくは風間がペコを倒し、スマイルはリベンジを望む…でもそれはお決まりの展開に過ぎるかな。
いずれにせよ、ペコとスマイルは仲直りして欲しいね。ペコはスマイルに何も悪い感情は抱いてないけども、それでも彼らが距離を保っているのは明らかだ。
↑ペコとスマイルが戦った場合、スマイルがわざと負けるとは思わないな…。それが対戦相手のために良くないのだと、彼は学んだと思いたいね。ペコの膝のことはあるにしてもだ。
風間戦の後にペコが回復するか分からないので、スマイルがペコの夢をかなえる為オリンピックでメダルを取る…なんてのもあるかもしれない。
・膝の怪我は不愉快だ、私は以前軽傷を負っていたが、4年経った今もまだ痛みがある。
私はペコがひどいことになる前に、窮地から救われることを心の底から望むよ。
↑彼は、文字通り膝がギブアップするまで、また誰かが試合に介入して試合を中断させるまでは、プレイを続ける心づもりなんだと思う。願わくばスマイルがそれをやってくれれば。
・素晴らしい!こんなにペコが好きになるとは考えてもいなかった。すごい成長だよ。
ペコの回想シーンの音声は美しいものだった。つまり彼は、スマイルがずっと笑わない理由をわかっていたのか。スマイルを救うために、ペコが彼の膝をも放棄するのはとても感傷的だ。
風間との試合の前に、膝が使い物にならなくなるのは予想していなかった。壊れるのは風間との試合の最中かその後かで、もっと深刻な形かなと思っていたよ。
ウェンガの敗北をうまく書いてくれたのと、佐久間の再登場も良かった!
・なんてラストシーンだ!ペコの膝がひどく損傷していることは皆理解しているが、彼のやることに価値があることも分かっている。ヒーローが遂にやってきたのだ!
・ちょうど見終わったところだが、やはり話ごとに良くなっていると言わざるを得ない。ペコが最後に自分に気合を入れるシーンの演出!ピンポンは素晴らしいね。
・最後のペコのシーン、超素晴らしいし超すごい。
”シャッ!”
・ラストシーンで誰かが玉ねぎを切ったようだな:(
・このアニメはとても素晴らしいのに11話しか無い。2期はいつ?
↑原作は5巻しかないんだ。全ての漫画原作を11話でカバーしている。
うおー、やっぱりここで終わるか、素晴らしい引きでした。
名台詞に気を取られがちですが、風間の答えの変化や佐久間の涙の解釈は難しいですね。(某所でも結構バラバラです。)
書き込み通り、各人の解釈で良いのかもしれませんが、とりあえず色々載せておきましたので、皆さんの意見もお寄せ頂けると嬉しいです。
余談ですが、準々決勝の点数ミス(セットカウント2-0・10-9だったのに11-8で終了)は是非改善の程を…。
ピンポン (1) (Big spirits comics special)
ピンポン (2) (Big spirits comics special)
ピンポン (3) (Big spirits comics special)
ピンポン (4) (Big spirits comics special)
ピンポン (5) (Big spirits comics special)
コメント
コメント一覧
チームとか家族とか背負って負けられない重圧でトイレ籠ってて、それ分かってるから佐久間は冗談はやめろと言ったんかと。
自分だって…と言いかけた意図が気になるが。
たくさんのものを背負いながらそれを自分のためだと自分に言い聞かせてる風間が哀れに見えたのかも
あとそんな風間に自分は何もしてあげれない悔し泣きかもしれない
風間が自分の(楽しみ)のため打ててないのは明らかだし、サクマは心の底で風間の助けになりたかったのかも。
現実のシーンかサクマの願望かわからないけれど風間に「期待している」と言われたことが、サクマの胸の中で大きく占めているようだし。
でも難しいよね。まったく別のセリフかもしれない。続く言葉が気になるなぁ。
一番は風間が救われるかもしれないと思ったからじゃないかな
終盤オババがペコに問いかけた質問は、
「誰のために卓球を打つのか」という点で、アクマの質問と意味的に同じで、
それにペコは「自分が自分らしくあるためだ」と答える。
一方、風間は二人に「自分のため」「人のため」と相反した答えをしてしまう。
これは、自分の目的が自分でも分からなくなって(考える人の彫刻が暗示しているように)、
心が揺らいでしまっている事を表しているんじゃないかな。
前回のオジジが開発したシューズを履くのを拒むシーンは、「人のため」から「自分のため」という心境の変化を示しているけど、それは今までの自分の否定でもある。
次回の展開を知らないアニメ初見の外国人たちが心底羨ましい…w知っていてももちろんワクワクして見てるけどね。アニメではドラゴンのバックグラウンドが増補されたおかげで彼の脅迫的なまでの勝利への執着と怖れを抽象的なものとしてでなく実感を持って視聴者がトレースできるようになってるね。いや来週が楽しみです。
「私の目に、月本は別次元から異星人のように見える」
と言ってるのをアニメでは抜かしているんだよね。わかりやすいセリフなんだけど
>風間が自分の(楽しみ)のため打ててないのは明らかだし、サクマは心の底で風間の助けになりたかったのかも。
に同意で、それらを全て理解した上でトイレに篭ってる風間に声をかけたのに、自分に最後まで本心を明かしてくれなかった、その事に対してアクマは涙したんじゃないかと思ってた。
真田に言った台詞も彼を気遣って言った言葉だから、風間は結局チームメイトの誰にも本心を吐露していない。彼に救いはあるのかーという事で次の試合、って理解だったんだけど、皆のコメントを読んだら分からなくなってきたw
だから「自分だって」は、「(風間がチームのことどうでもいいなら)自分だって(あんな無茶しなかった」と言おうとしたんだと思う。
それだと佐久間が最後にあなたならきっと3連覇出来ますよと風間を最後励ました理由も分かりやすいね
ただ意図的にそれを削ってアニメオリジナルの解釈にしようとしてるような気がしないでもない
来週見ればそれがハッキリするんじゃないかな
しがらみというか憧れていた風間の強さがただ周りの重圧に耐える為に自覚できないほど追い詰められた末のものだってことに泣いたんだな
かつてはストイックなその強さにただ何も知らず憧れたこととのギャップがあるしな
もう佐久間は卓球をお遊びでもしてそうにないと思う、悔いは断ち切ったから
卓「自分の信じる卓球ができているか?お前にとってのヒーローって誰だ?」
ユリエ「自分のためにやるべき!」
その上で、今回の佐久間の問い。「自分のため」って即答するけどそうじゃないことは佐久間に見抜かれる。自分のためって風間が思いたいだけで。佐久間には即答しているけど、原作では真田の問いかけの時には「・・・」と間が入り「無論、チームのためだ・・・と」と答えている。アニメでも微妙に間が入ってるけどわかりにくいかもしれない。でも「自分のため」じゃないのはみんな(真田さえも)見抜いているってシーンだよね。風間は真田の素直な返答で答え合わせをした感じになってる
周りの誰もがそう期待してることを理解してる風間にとって一番言われたくない言葉
それをわかっていてあえて言う佐久間
「あなたならできる」は素直な励ましの言葉だと思うよ
それが芯に届かない事を知りつつの、ね
ドラゴンもまた、アクマにとっては憧れだったんだ・・・
風間の重荷が想像できるから、他人事でもせめて本音を漏らさせて、少しでも楽にさせたかったように自分には見えたな。
だが、卓球から離れたことで自分の憧れていたヒーローが
絶望した囚人であることに気づき、彼の負担を少しでも減らそうとしたが
自分の言葉が彼に届かない、自分では彼を救えないことが分かって涙した。
ドラゴンを救えるのは誰か。ということでラストのヒーロー見参はスマイルの話以外からも繋がっているのだと思う。
悪意無く応援しつつも風間に踏み込んだ足を元の距離に戻す言葉だと感じた
涙の意味はそれだけではないだろうけど
それでもあなたほど苦悩と努力を重ねたならば天才二人を破ることが出来る(勝って欲しい)って事だな
だから、聞く人によって答えを変える。聞く人が期待しているであろう答えを返す。
アクマにはそれが見えてしまう。
そして、かつて自分の憧れだった風間に対して同情と憐憫の涙を流したのだろう。
ピンポンの楽しさを体現したヒーローだけが風間を救えるのだと思う。
アクマは、期待されることだけが風間の動機であることを理解しているから、
それが風間を追い詰めることを知りながらも、あの言葉をかけたのではなかろうか。
どっちも正解だしどっちも嘘
俺だってこんなこと言いませんよ!ってことでしょ
佐久間が泣いたのは風間の苦しみに気付かなかった自分の愚かさと同情と
そして卓球から足を洗ってYAT気づいてやれたのに
一緒に苦しんでやったりぶつかり合う資格のない自分の今の立場に対する不甲斐なさから
卓球をしたくて卓球をする、そしてそれが誰かを救うのがヒーローのヒーローたるゆえんだろう
これうんこちゃん絶対使うつもりだろwwwww
アクマにとって風間(=努力)は絶対正義で最強不動のものだったけど、現実の実情はそうじゃなかった
脆くて、虚像にまみれて、哀れでもあるものだった
スマイルに負けカットを試し風間と話して、自分の全青春を捧げたものが何だったのかを客観視し、そして完全に決別したんだ
そりゃこみ上げてくるものはあるよ
部活にしろ仕事にしろ勉強にしろ、何かに自己実現と救いを求めて全神経を注いだことがある人間は
「少し泣く」に懐古というか寂寥というか、本当に泣きたくなる感情を抱くんじゃないかな
良いシーンはアニメになって物凄く良いシーンになってる
>7 なるほど 。 早熟の天才アスリートがぶつかりそうな壁だよね。天才子役とかも。
じぶんの名前の付いた靴をはかないのは、おじじへのささやかな反抗なのではないかな。
父が好きな花の商売でうまくいかなかった のと 孫を広告塔にして商売に励むおじじ。
この対比があるおかげで、ドラゴンシューズを履いてしまうと、卓球を楽しむ可能性を失ってしまうと
本人はおもっているのかもしれない。
父親とオジジも対比だね。見落としてた。
これ、自分が自分らしくあるために、好きなことをやる生き方という点で、「ペコ=父親」の構造になってんだな。すげえw
そして勝つことのみに意味を求める生き方という点で、「風間=おじじ」になってしまっていることが彼の苦悩であり、そこで心が揺れてしまっていると。
だから、「誰のために打つのか問答」のペコと風間の対比は父親とセガレの対比にもなってんだね。
このアニメすごいっすねw
父親とオジジも対比だね。見落としてた。
これ、自分が自分らしくあるために、好きなことをやる生き方という点で、「ペコ=父親」の構造になってんだな。すげえw
そして勝つことのみに意味を求める生き方という点で、「風間=おじじ」になってしまっていることが彼の苦悩であり、そこで心が揺れてしまっていると。
だから、「誰のために打つのか問答」のペコと風間の対比は父親とセガレの対比にもなってんだね。
このアニメすごいっすねw
チームに厳しい事を言ったりスマイルを欲しがったり、明らかにチームを思っての行動だしな。
佐久間もそんな風間を見てチームの戦力になれない自分が悔しくてスマイルに試合をしに行ったんだ。風間が自分の為だけに卓球をやっていたら佐久間がスマイルに嫉妬する事も無かったと、佐久間は風間に余計な恥ずかしい事を言いかけたんだと思うな。
だから風間は恨むか?と聞いた。
そういう意味で憧れ、自分と重ねあわせてる。
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